コレクション: おしゃれにおもてなし

自宅に友人を招く喜び

コロナ禍を経て、友人や大切な人を自宅に招くことに喜びをかみしめています。「自宅」という自分の空間に人を迎え入れることは、相手を気の置けない仲であることを認め合うことであり、その空間には喜びが満ち、特別な瞬間や思い出が生まれます。

そんな食卓を彩ってくれるおしゃれなカトラリーをリバモで揃えてみませんか?

おもてなしの起源

2020東京オリンピック誘致のスピーチでも話題になった「お・も・て・な・し」。

この言葉の起源は古く、西暦604年に聖徳太子(厩戸皇子)が制定されたと言われる、「17条憲法」第1条に、「和を以て尊しと成す」という条文があり、この条文の中の「~を以て~を成す」が、「以て成す」になり、「もてなす」になったと言われています。

またこの「おもてなし」の精神に大きな影響を与えたのが茶人・千利休。

「水を運び、薪をとり、湯をわかし、茶をたてて、仏にそなえ、人にもほどこし、吾も飲む」

まずは、「水を運び、薪をとり、湯をわかす」といった、あたり前のことをきちんとやるということが大切である。
次に、「仏様に供え」。先祖への感謝も忘れない。
そして、「人に施す」。相手に喜んでいただけるようにために心を込めてもてなす。
最後に「吾(われ)も飲む」。 相手が良ければそれで良いということではなく、「自分も、一緒に喜びを味わう」 という意味が、この文章には込められています。

リバモが提案する「おもてなし」

この古くから受け継がれた日本特有のホスピタリティである「おもてなし」文化。人をもてなす気持ちは千利休の言葉にあるように、どのように「口に入るもの」を準備するかに一番表れるように思います。

そこに古くから木と自然を愛し、質素とシンプルさを尊ぶ感性を持つ日本人の性格を合わせると、やはり、手に取るもの、口に運ぶものも木の持つ温もりに勝るものはありません。

一つ一つ違う木目に、しっとりつややかな木肌。お手入れすることでさらに増す風合いと味わい。そして、日ごと増す愛着。

人の手に触れられる機会が多い食器類こそ、おもてなしの心が表れます。